強度と安定性
連結部の強度は、それを支える枠や脚部の位置や構造により左右されます。
ついては、個々に検討する必要があります。
ここでは、一般的な脚の構造のテーブルを基に実施した「目視テスト」と「JIS基準に基づく耐荷重テスト」
(生活用品試験センターが実施)の結果を報告します。
◆ 目視テスト
1/4円形板(40x40cm)3枚を「MUGENコネクター」2個で連結し、脚3本で支えた状態のテーブルに体重75キロの人が連結部に足を載せて立ち上がり「たわみ」が出るかどうかの実験をしました。
結果は、異常なく写真通り水平を保っています。

◆ 耐荷重テスト(JIS S 1023:1995)
1/2円形板(40x80cm)2枚を「MUGENコネクター」2個で連結した折畳み脚丸テーブル(径80xH32cm)で実施。
載荷重40kgを24時間負荷し、残留たわみ率、各部の異常の有無を調べる。
JIS基準の「残留たわみ率0.4%以下」に対し「0.36%」の実験結果により基準クリアーと同時に各部の異常も無く合格の証明書が発行されました。
これとは別に、径60xH32cmの丸テーブル(「MUGENコネクター」1個)のテストも同時に行われ、同じ結果で合格となっています。

◆ "ROHS"の検査に合格
"ROHS"とは、ヨーロッパの定めた有害物質規制基準に基づき製品に含まれる成分を調べ、有毒ではないか検査するものです。
『MUGENコネクター』を検査に出したところ下記の通りの結果で検査に合格しました。
含有物 | ROHS基準 | 『MUGEENコネクター』 | 結果 |
鉛 | 700ppm以下 | 6ppm±2 | 合格 |
水銀 | 700ppm以下 | 0ppm±2 | 合格 |
カドミウム | 70ppm以下 | 0ppm | 合格 |
六価クロム | 700ppm以下 | 13ppm±3 | 合格 |
ポリ臭化ビフェニル ポリ臭化ジフェニルエーテル | 700ppm以下 | 520ppm±3 | 合格 |