人権講座   平成26年10月24日(金)   加古川市北公民館大ホール

歌で綴る昭和の人権模様

〜昭和歌謡・童謡・唱歌に秘められた人権秘話


講  師       永 松 國 光 



       講師プロフィール


  講師永松先生は、熊本県のご出身で 、

  加古川市内の小・中学校の先生をされ 

  ていました。また平成7年4月より加古川

  市少年愛護センターの第9代所長として

  着任されています。現在は兵庫県人権 

  啓発協会の講師として、県下各地で  

  PTA・地域・老人クラブ等で講演活動をさ

  れています。                 



自己紹介される永松講師    
                      

先生のお話とハーモニカ・キーボードの演奏

 1.はじめに
    

    人権とは生まれて死ぬまで、他人の問題ではなく、あくまで自分の問題として考えること。

 2.人生のか・き・く・け・こ

    ・・感動、感謝  ・・気配り、興味 ・・工夫、苦労  ・・健康  ・・好奇心、恋
      ・ 老いを前向きに生きる

 3.昭和歌謡・童謡・唱歌に秘められた人権秘話

     1) 時代を映す歌の数々・・・・・・昭和と人権と歌

     2) ハーモニカ・キーボード演奏
        ・ 里の秋  ・ ああ上野駅   他

     3) みんなで歌いましょう
        ・ 青い山脈 他  童謡、唱歌の数々 

キーボードやハモニカで巧みに演奏されるテクニックに感心

講師の伴奏に合わせて、全員で大きな声で歌う

「人生のかきくけこ」を説く講師              学生の謝辞をじっと聞く先生


≪講座を終わって≫


  会場に入った途端、舞台には大きなキーボード。 あれ!今日の講座は「人権研修」のはず
  一体これは何?と思った。しかし先生のお話が進むにつれ、またみんなで大きな声で歌うに
  つれ、だんだん今日の研修の意味が判ってきた。戦前・戦中・戦後を通じて歌い継がれてきた
  昭和歌謡・童謡・唱歌の歌詞やメロディーに秘められた人権秘話に、それぞれの時代を映す
  姿がある。 中でも「こんな女に誰がした・・・」と歌われた「星の流れに」などはまさに当時の
  人権模様が映し出されていると感じた。

  先生が提唱される「人生のかきくけこ」。感謝、気配り、苦労、健康、好奇心・・・などをしっか
  り噛みしめて、これからの老いを前向きに生きようと思う。

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