加古川編、その2 |
ちゃぁしゅぅや亀王
国道2号線・野口交差点をちょっと南に入った場所にある、今年の3月に
オープンした新しいお店。雑誌「ぴあ」の昨年の関西ラーメン店人気ランク
で第1位になった「ラーメン亀王(きおう)」がプロデュースするお店らしい。
「ラーメン亀王」は九州ラーメンの専門店で、数年前に東京で一時ブームに
なった「油そば」(簡単に言うとスープが無いラーメン)がメニューにある店と
しても有名。また店名で判るように焼豚が結構ウリになっているお店である。
加古川店は、以前に中華料理屋さんをやっていた店をそのまま改装した
だけのお店なので、ラーメン屋にしては店内は広い。テーブル席が中心。
さて、その自慢の焼豚は炭火焼チャーシュー、厚切りチャーシュー、骨付き
チャーシュー等があり好きな物が選べる。私は炭火焼と厚切りを食べたが
厚切りの方がジューシーで美味しかった気がする。
スープは九州ラーメンなので、とんこつスープであるが、本場の九州とんこつ
ほどのこってり度も癖も無い、ちょっと甘めなスープ。この辺りは好き嫌いの
差がつく味では無いだろうか。
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日の丸軒らぁめん
明姫幹線沿いの、王将加古川店、アルペン加古川店の西側に昨年12月に
オープンしたお店。この店の本店は芦屋の国道2号線のラーメン激戦区にあり
行列の出来る店として度々TVや雑誌で紹介されている有名なお店である。
スープは白濁なとんこつスープ。麺は細麺。しかし期待して行くとちょっと
がっかりする味であった。(スープの味は徐々に改善されている気がする。)
ラーメン以外には石焼ごはん(石焼ビビンバ風)とか焼豚ごはん、海老マヨ等の
サブメニューが豊富。
店はカウンターだけで30人前後、テーブル席を含めると70?80人は入れる
ほどの大きなお店ではある。あのスープの味でこれだけの大きな店がやって
行けるのかどうか、ちょっと不安なお店でもある。
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おかだラーメン
加古川消防署のちょっと南にある、昔からある風のお店。以前につーちゃん
から「焼豚が美味しいらしい」と言うことで教えてもらったお店。店にかかった
のれんには「2代目おかだラーメン」となっている。先代が有名だったのかも。
店は、よくあるマンションの1階に数軒の色々な店が並んだ中の1軒。店前
の駐車スペースは2台ほどだが、通りをはさんだ向い側の駐車場の中に
数ヶ所の店用の駐車スペースがある。店内はカウンターが10人前後座れ
後は4人掛けテーブル席が2つある、夫婦だけでやっているこじんまりとした
お店。
メニューはラーメン1種類、うどん数種、後はおでんとごはん、飲み物のみ。
ラーメンは鶏がらで透明度のあるしょうゆラーメン。見た感じは懐かしい、
中華そばと言うイメージそのもの。味はやや濃い目で、良く言われる播州
ラーメン風の甘めのスープ。具は焼豚、ゆでたまご、もやし、海苔と、オーソ
ドックス。焼豚は小さめな物が3枚乗っていた。美味しいと言われると美味しい
が、焼豚は焼豚だと思ってしまった。スープは加古川で有名な「いさちゃん」
や「翁介」風なので、懐かしい中華そばが食べたくなったらこの店の方が
行きやすいかも。個人的にはもう一ひねり、何らかの工夫が欲しい気もする。
ただ平日の午後12時過ぎだったせいもあって、サラリーマンや現場風の人
や夫婦連れみたいなお客がひっきり無しに入って来る、人気店ぽかった。
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どさんこ大王
加古川・日岡の踏切近くにある、カウンターだけの小さいけど綺麗なお店。
2回ほど行って、2回ともおばちゃんと娘風の子だけでやっていたので、
多分、2人でこじんまりとやっている店なんでしょう。
この店の売りは焼き豚で、焼き豚の分量をグラムで注文出来る。100g
150g、200gてな具合。焼き豚自体は薄切りの焼き豚で、厚切り焼き豚が
好みの人には合わないかも。
スープは店名の如く、札幌系で、醤油味と味噌味。具のバリエーションに
よってラーメンメニューも豊富。いわゆるあたりさわりの無い味のスープで
ある。焼き豚好きなら一度行って見る価値はあるかも。
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まるみや(ちょっと店名、うる覚え)
加古川・ダイエーから日岡方面へ北へ上がる道沿いにある結構古そうな店。
店名は「まるみや」か「まるみ食堂」だったかな。看板に中華そばとあったの
で、引かれて入ってしまったお店。メニューは中華系の定食類が豊富だった
のでラーメン専門店と言うわけではない。
ラーメン(中華そば)自体はここもいわゆる播州ラーメン系で、鶏がら醤油味。
ちょっと甘めだったかな?
店自体古くからあるみたい。ラーメンを食べると言うよりも定食を食べに行く
店のような気がする。
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中華・とみさん
上のまるみやの近くにある、学生ラーメンとか言う看板のある中華料理店。
名前の如く中華料理屋さんで、当然ここの人気メニューは半ちゃんラーメン。
ラーメンのスープは中華屋独特の鶏がらベースのすっきりしょうゆ味である
が、他の中華屋さんよりはしっかりとしたしょうゆ味であって好感をもった。
後で聞いた噂によると塩ラーメンがお薦めなんだとか。
ちなみに焼飯はイマイチかな。まあ良くある町の中華屋さんと思って下さい。
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松ちゃん
明姫幹線よりも一筋北側の筋にあり、良く目にするけど行ったことが無かった
お店。鶴林寺の近くを東に行ったところにある。
主人一人でやっているっぽい店内。ラーメン屋と言うより中華料理なんでもあり
のメニューだった。ラーメンは鶏がらスープだが、非常にうす味。麺はたまたま
だったのかもしれないが、のびのび麺。焼飯もちょっと焦げっぽい味。
久々に食べてる途中で帰りたくなる店だった。運が悪かっただけかもしれない
が...。
(客はほとんどいなかったので忙しくて麺がのびたわけでもなさそう。)
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らーめん食堂
KISS-FMの放送の中で加古川で美味しいラーメン店として話題になったお店。
場所は加古川のかなり北側で加古川三木線の境界線近くにある。
店内はテーブル席を始めカウンターや座敷席もあり、30人程度は入れるほど
の広さ。メニューは食堂とあることからわかるように中華料理メニューが豊富
である。
ラーメンは濃口とうす味の2種類がある。どちらも鶏がらと豚骨がベースに
なっているようで、濁りのある醤油ラーメン。この店もいわゆる播州ラーメン
系で甘めのスープ。私の義兄には好評の味であった。個人的にはいさちゃん
や翁介と大差は無いような気もするので、播州ラーメン系が好きな方には
お薦めかも。
その他、焼飯は美味しかった。昼間は定食系がお薦めのような店である。
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ラーメンビッグ
神野方面近くにある、店主が横浜の激戦地区で覚えて来たとか言う広告を
新聞の折り込みチラシによく入れているお店。実際に行ってみると、古くから
ある店のようで、看板も何度も店名を変えたような様子。店内はほとんど
カウンターだけで10人入れば満席になるほど。チラシを入れた直後は結構
お客さんが入るようでしばしば満席になっている様子。(我々も最初に行った
時は満席で入れなかった。)
しかし自慢のラーメンとあるわりに、メニューに「中華そば」と「ラーメン」の
2種類があり、どちらが自慢なのか良くわからない。ちなみに中華そばは
鳥がらがベースでラーメンは豚骨がベースなのだそうな。
個人的には中華そばの方がお薦めかも。でも特に行ってみたい店では無い。
味がどうのこうのよりもお店の雰囲気とか考えると、わざわざこの店を選ぶ
必要性を全く感じ無いからである。
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