教 養 講 座      平成27年10月23日(金)  加古川北公民館大ホール


               講師 加古川市消防本部予防課 
                                               
                        副課長 堤 俊雄 氏

  火災予防教室

講 義 内 容

 講 義 中 の 講 師


[火災予防について]
      


(1)  加古川市消防本部管内の火災に
   ついて 

  
  平成26年中の火災発生件数は101件で、
  そのうち、建物火災が63件と多く全体62.3
  パーセントを占めている。

  火災の原因の大半は放火又はの疑いに
  よるもので、時間帯は19時か21時の間が
  非常に多い。     


(2)  知っておこう!燃焼と消化について


 @ 天ぷらなどの油による火災の初期消火

  
 手首を焼けどしないよう傍にあるタオル
 などを用いて油が飛び飛び散らないよう
 体を低くしながらタオルを下の方から火元
 向ってかぶせる。

 決して水をかぶせないこと。油は水を跳
 ね返し、おお焼けどをする。


  A 消火器が一番安全で効果がある。


  家庭で火災が発生すれば、備え付けの  
  消火器が一番効果がある。

  各家庭で消化器を備え付けておこう。
  また、消火器があっても使い方を知ら
  なければ何もならない。

   

(3) 火災が起きたらすぐどうするか

    ○大声で周りの人に知らせる。
    ○119番通報する。
    ○非常ベルを押す。
    ○逃げる。





(4) 住宅用火災報知器について の説明


@ 建物火災から自宅を守るため  
   住宅用火災報知器を備え付けよう。


 

  A 早期に火災を知らせる火災報知器
    
    火災報知器がいざと言う時に作動す
    るかどうか時々点検しよう。



        [ビデオ研修]

 「住宅火災から命を守るために」と言う
 タイトルで制作されたビデオを鑑賞し
 色々な場面での火災の発生例を見
 て、火災の恐ろしさと防火安全の
 大切さを勉強させてもらった。