- ノーマル足+アライメント調整で
これはあくまで私的意見なのですが、ノーマルのアライメントでは総じてアンダー傾向です。加重をきっちり乗せるコーナーでは問題無いのですが、タイトコーナーやアクセルオフのみ、全開でのコーナーリングではハンドルが軽くなります。車高調でバネレートアップ及び前後バランスを調整等といったモデファイの前に、アライメントで少々詰めてみました。
「現状アライメントでワインディング」で記述しましたとおり、フロントのアライメントを調整しましょう。
作業方法は他所さんのサイトにお任せしますw
入っているシムを全て抜いた状態で(ABSセンサーステーはそのまま、これも抜けば後0.1度〜0.2度稼げるかと)キャンバーはネガティブ0.7〜0.8度になります。今回それに併せて事前にトーイン1mmでしたがトーアウト1mmに変更。トーインは初期旋回がクイックになり直進安定性があり、トーアウトはロールしてからの旋回性能があります。私は初期旋回をトーインで補う設定を基本的にやりません。スタビやプリロードで初期を補う設定とするからです。(勿論調整式や強化品である事が前程ですが)
また、車のタイヤの転がりを測定するサイドスリップでも、色々な車のアライメント調整をし見てきた結果、ネガティブ1度に対して1mmインに向く傾向にあります。キャンバーを今回ネガティブ1度弱付けていると言う事は、トーアウト1mm位でスムーズに転がる車が出来ると言う事にもなります。
最初はトーアウトのみで走行。ハンドルが軽く、ダルになりました。これはトーインとトーアウトの特性(インの方がハンドル切り始めクイック)の違いと、転がり抵抗が軽減したからでしょう。この時は意識してコーナーでどうこうした訳ではありませんのでこれ以上の情報は得られませんでした。
そしてキャンバーを付けての走行。またもやハンドルが軽くなり(直進時の接地が減っている為)Uターンが楽にw
ある程度のペースで走るといい感じにコーナー後半から綺麗に旋回し、明らかにノーマルアライメントより曲がると言う感覚を伝えてくれます。意図的にミッドシップが苦手とする手法で曲がる(アクセルオフのみの加重が乗りにくい走法)と、流石にハンドルが軽くはなりますが以前よりもずっとまともに曲がってくれます。
あくまでも「私的意見」ですが、シムなんて入れなくていいんでないの?と思ってしまう体験でした。
右に2枚、左に少し分厚いのが1枚。うーん、理解出来ないよ・・・(汗