ルリタテハ

この魅力的なチョウは、ルリタテハと呼ぶ。
翅(ハネ)の表(おもて)は瑠璃色(濃青色)である。
山間部の岩上や、葉上で翅を開き休む姿を見かける。
きれいなチョウで飛ぶ姿も凛々しい。
よく見ると、翅縁はぼろぼろに見えるが左右対称であることから破損したり
キズついたりはしていない。

ルリタテハは、子供の頃に昆虫などを探しに山間部にはいると、
クヌギの木にカナブン等が集まり樹液(ミツ)がにじみ出ている場所で
よく見かける。
カナブン、カブトムシ、クワガタ、スズメバチ、メダマチョウなどの傍で
ミツを吸う。
翅の表面はこのような瑠璃色のすばらしい色彩であるが、
裏側は、保護色の擬態を表している。

こうして見ると
翅の裏表両面が見
える。

真横から見たらこんなに美しいチョウである。
瑠璃色は翅表でなく、下の写真のように、翅裏のこの
ちりばめた瑠璃光に在るのではないか。とも思う。
瑠璃とは、幸せの鳥で有名な青い鳥の代名詞でもあり
青い鳥にめぐり合えた時には幸せが訪れるそうである。
筆者は、青い鳥にめぐり合う回数が少ないのか、一向に
幸せが巡ってこない。
・・・・・そうでなく、今現在を幸せと感じなければ
いけないのかも知れません。

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