大山

2004年12月8日  15時出発。国道29号線戸倉から鳥取県若桜町、大田酒造所でお酒「氷ノ山」
1.8リットルビンと、冬期限定のゆきだるまの陶器入りの可愛らしいのも初めて買う。
大英町の道の駅は、スポーツ施設と隣接しており夜間照明もされ、散策した。
明日の朝出発まで8時間くらいあるので、大田酒造さんにいただいた「弁天娘」ワンカップを飲む。
夜明けは遅い、大山環状道路からは満天の星。
 だいぶ進むとヘッドライトに獣が入った。10頭以上のいのししだ。
道路を占領しライトにビックリする様子もない。
そのうちリーダらしき1頭が前進後進をダンスごとく繰り返す。威嚇しているつもりなのだろうか?
そのまま衝突すれば車は少し痛むだろうが、シシ鍋の材料が目の前にあったが。
ここは国立公園、新聞沙汰になっても格好が悪いし。自然を愛するものは殺生はしてはいけない。
ゆっくり前進すると脇に行ってくれた。
6時登山開始。夏山登山道を登る。台風23号等で大木が根こそぎ倒れていたり、だいぶ修復されて
いるけれど、大きな爪あとを残している。
4合目あたりから、積雪が残りだんだん量が多くなる。
木道も真っ白。弥山頂上から晴れ渡った眺望が素晴らしい。大山も何回か来たけれど、このような
快晴に出会ったことはない。
 頂上8時30分。約30分カメラ付携帯でメールを送ったり。デジカメで写真をとったりした。
1時間30分くらいで下山。登ってくる人も何人もあり話をした。
秋に常念岳や甲斐駒ケ岳の長い道を歩いたので、すごく楽に感じた。
以前は大山も結構きつく感じていたけれど。
他のことに例えると「苦あれば楽あり」楽なことばかりしていると、幸せも薄れ苦痛に感じる。
常念岳や甲斐駒ケ岳も楽しく苦痛ではないが登山道がここより長い(たとえ話がしどろもどろ)
下山後大山蒜山道路の展望台から雪を被った大山が青空に一段と映える。
先ほどあの場所にいたのだと不思議な気がする。
健康に登れる幸せを感じる瞬間だ。
一度も町内を見たことがなかったので「勝山町」に寄る。武家屋敷保存館を見た。町並みも保存され
趣のある落着いた町だった。
 湯原温泉に無料の川原露天風呂「美人の湯」があり初めて入った。
浴槽がいくつもあり、昔の娘さんも入っておられたが、青空の下、川ではフライフィシングする人もいたり、
貴重な体験だった。
津山・佐用を経て帰った。

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