甲斐駒ケ岳

10月25日

長谷村8時20分の始発バスに乗り南アルプス林道を北沢峠まで行く。
途中の紅葉は素晴らしく今が真っ最中.山全体が何万色にも彩り。林道脇の桂の黄葉も見事。
カモシカが悠然と草を食んでいる姿を目撃。
北沢峠でバスを下り今夜の宿の宿泊手続きをし、荷物を預け甲斐駒ケ岳に向かう。

(双子山からの甲斐駒ケ岳)
 双子山から見る甲斐駒ケ岳は真っ青に晴れ渡ったなかに白い甲斐駒ケ岳。神々しい様だ。

(駒津が峰からの甲斐駒ケ岳)
駒津が峰まで来ると一段と近くあまりにも雲ひとつなく
くっきりとし近づくのが怖いくらいだった。富士山は鳳凰山のオベリスクの脇からどっしりと構えている。
仙丈ケ岳や北岳も一段と高くどこまでも見渡せる。
甲斐駒ケ岳にとり付いて石灰岩の白い砂を踏みしめながらこの世ではないような光景。誰にも会わないので余計に不安。風も強くためらいがあつた。
そんな時うえから一人の女性が下りてきた。
バスで一緒だった人で、私が先に登っているものだとばかり思っていたと言っていた。
なんと下山して3時50分の最終バスで下り。横浜まで帰るのだと言う。
なんという根性
それに引き換え弱気に成っていたのが情けない。頑張ろうという気になり頂上を極めた。

(甲斐駒ケ岳から鳳凰山(地蔵ヶ岳)ごしに富士山)

(甲斐駒)

(甲斐駒)
下山も延々と長い。なんとか4時30分明るいうちに下りることができた。
夕食にビールと地酒を飲んでいたところ、女将さんがもらい物のマツタケが有るからと、
焼きマツタケと地酒をご馳走してもらいウイスキーまでいただいた。
なんという贅沢。