MAZDA デミオ13C-V '08年式
試乗条件:市街地
おかんの次期買い物マシーン第2の犠牲車、「小魚」ことデミオ。
カーオブザイヤー、そして最近台数が急激に増殖している小魚の実力は如何に。
車体の大きさは普通のコンパクトカー、但し室内はこの手のライバル車種より若干狭い。
ポジションは昔と変わらないマツダポジション、私はFDを7年乗っていただけあって好感触。
インテリアはコメント出来ない位普通、外観は欧州車両をターゲットをしただけあって国産車の外装としては頑張っている。
ターゲット車両は低燃費の13C-V、試乗車も同様の物があったので確実な試乗が出来る。
因みに価格は128万。但しオーディオすら付いていないから価格上昇が在ると言う意味では注意が必要だ。
試乗開始。
・・・乗り心地わるっ!低速走行では悲惨な乗り心地。比較的路面の良い幹線道路にも関わらず、車はバッコンバッコン揺れている。
ある程度柔らかいシートがそれをカバーしているような感じではあるのだが・・・こういう乗り心地はスポーツモデルなら100歩譲って、と言ったところだ。(でもこれはただの低燃費モデル)
速度をある程度上げていくとこういった乗り心地も「普通」になってきて車体も安定してくるのだが・・・「仮」にこの車両を購入した方はその領域までスピードを上げる機会よりも、市街地低速走行の方が圧倒的に多いのでは・・・と思ってしまう。
そして足の特性上クイック。そりゃエクよりもマシですが、普通の車に乗られている方なら少々疲れるのでは。「楽しむ」という観念ではこういった特性はまだ賛同出来るのだが・・・
少なくてもうちのおかんには「クッションが悪い、まっすぐ走らない」と言われるだけだろう(爆
パワーフィーリングは悪くない。CVTもかなりスムーズでエンジンレスポンスも良い。この辺は207にゃんこ(爆 よりも断然良い。
但しこいつも微動時からのブレーキはカックン(ナゾ
パワー、デザイン云々よりも、足の特性だけで一気に購買意欲が失せた。
アフターパーツでどうにかすると言う方法もあるだろうが、「これ本当にどうにかなるの?」という位、私にとって酷い物だと思った。
この車両を購入検討されている方は、しっかり試乗して「この乗り心地が許せるか」を確認してから購入することをお勧めします(爆