BMW Z4 3.0クーペ MY07



試乗条件:田舎道〜高速道路

180SX次期車両候補その2。
Zの1日後、またもやATである。この車はATしかない。・・・あるのだが高価なMモデル。

外観はロングノーズ、そしてヒップラインが美しい。前から見ると・・・目が離れている(汗
室内空間は前回のZよりも狭い、普通の3ナンバーボディなのでこんなものか。内装はシンプル。BMWは全部この内装。
しかし我々には必要の無い、滑ってホールド性の無い皮電動シート装備。

最初はノーマルモードにての走行。余りにもゆったりとしたレスポンスなので即座にスポーツモードボタンを押す。やっと普通のレスポンスになる(汗
スポーツモードATは・・・コレは本当にトルコンなのか?と言う位スコスコと気持ちよくアップダウンする。しかし1速には低速度にならないと落ちない。ここまで求めてしまっては酷か。しかしながら前回のZ33とは別物だ。これならATでも良いような気がする。

足周りは、40キロ位の速度では硬く、跳ねているのが判る。しかし速度を上げていけばどっしりと落ち着いた足となり、高速領域でも安定する。

エンジンは直6の心地よいサウンドが聞こえる。が、本当に265馬力在るのか?という程に遅い。高速領域でもエキシージ以下の加速しかしない。実馬力220PS位か??

とはいえ、トータルバランスは素晴らしい。国産スポーツカーの手抜きが随所に見えるのとは大違いで、いかにも真面目に作っているといった印象を受けた。


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