- ノーマルエアクリーナーでもパワーアップ!


ノーマルにはノーマルの良さがあります。エアクリーナーもその1つでしょう。
しっかりとエアボックスを持っていて吸気温度が低いから?答えはNoです。
今の剥き出し型エアクリーナーは吸気温度が上がると言われていますが、ある程度の遮熱対策を行えば走行時にはノーマルエアクリーナーボックスの方が吸気温度は高いのです。

私が着眼しているノーマルの利点とは「防塵性」です。確かにごみを余り吸い込みません。剥き出し型は吸気抵抗を極限まで落としている為、結構埃を吸ってしまいます。これは純正交換エアフィルターも同様です。
エンジンの耐久性が大きく変わるほどでは在りませんが。所詮タダの拘りですよ、ええ(爆

では、そのいらぬ拘りで出来るだけパワーアップしようではないか、ということでエキシージのエアクリーナーボックスを覗いてみました。
まず吸気ダクト。なんだかとぐろ巻いていますね。ボックスに雨等を進入させない為でしょうか?しかもこのとぐろ状のお陰で左インテークはムダに塞がれており、エンジンルームに風が回りにくい構造になってしまっております。私には余り必要ありませんね。これを出来るだけ真直ぐにしましょう。
何か変なバルブが下についていますね。どうやらこれが負圧を利用して開閉させる2次エアバルブなのでしょう。
この構造はアクセル全開している時にバルブを開き吸気ダクトを2系統持つ事により、吸入口を大きく取るといった役割を果たします。ハーネスも付いている辺り、回転数やスロットル開度等も関係しているのでしょうか?(未検証)
しかしこの構造に難点が。この吸入口フレッシュエアどころかミッションの上にあります。全開する時に開き熱気吸わせるんですか、いい仕事してますね(ナゾ

この2つに独立してφ100ダクトを使用。ただダクトを通すだけでは芸がありませんのでしっかりと固定し、空気が逃げないように(ダクトが動かないように)しました。

テスト走行してみましたが、ちょっと速くなったかと。高速カム切り替わる前の6000回転は相変らずであるが、カム切り替わり時の排気音も太くなり、パワーも上昇したようだ。バルブ開閉付近にダクトを引いたのが大きいのだろう。

今後これ以上やるとしたら、バルブを撤去し両方のボックス開口部を広げれば限りなく剥き出し型エアクリーナーに近づくだろう。

もうちょっと純正クリーナーで遊んでみようかしらw



上がトグロダクトの代わり、下がバルブの吸入口近くにいます。ムダにインテーク開口面積を取っているノーマルよりも効率的です。

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