- ノーマルエアクリーナーでもパワーアップ!その2
前回はダクトのみ引き込みましたが、今回はエアクリーナーボックスを外して加工します。
私がノーマルのボックスに疑問を抱いた点は、吸入口の形状&状況、2次エア吸入口の有無等ですが、今回はバッサリと穴を拡大しました。勿論2次エアバルブは完全撤去。
バルブ撤去の際の注意事項は、φ4ホース撤去の際インマニ側差込口に必ずキャップをして下さい。撤去したホース類の三又についているキャップが丁度使えます。これをやらないとインマニから直接吸入してしまい、最悪エンジンが壊れます。
元トグロダクトの上側は、出来るだけφ100のダクトに大きさを近づける為に拡大、2次エア側はのこぎりで落として拡大しました。
そして走行。全体的に音が太くなりました。これは排気音に吸入音が加わったからでしょうか?低〜中回転でも若干トルクアップして、1/3〜ハーフの加速もレスポンスが良いです。
高速で最も苦手な「ハイカム直前の谷間」を見てみましたが、以前のように音が細くならず、パワーも若干あるように感じられます。逆にハイカム移行直後のパワー変化も穏やかに、そして音の変化も少なく感じます。
これはどういった事でしょうか?ひょっとしてハイカム切り替え直前の6000回転前後に、ECU制御で2次エアバルブを閉め、パワー&音の段差を意図的につけていたのでしょうか。体感速度を上げる為「だけ」に(汗 ですが負圧で閉まるバルブとソレノイドバルブの組み合わせでそのように動作しないような気がしますが・・・
シャシダイでバルブ動作の定義を確認すればよいのでしょうが、パワー云々の意味では恐らく2次エアバルブは不要でしょう。勿論きっちり燃調を見て、場合によっては調整する必要もありますが。
そして高回転では、若干パワーアップしたかな?といった具合です。所詮ボックス開口部を大きくしただけですのでこの程度でしょう。吸入効率の一番の問題は高抵抗なエアフィルターそのものでしょうから。
ちなみにこれだと電気代だけ(半田ごてで溶かす、若しくはドリルで穴を開ける時)で出来ます。剥き出しエアクリーナーの方がきっと体感できるでしょうが、コストパフォーマンスは抜群に良いです。
もうちょっと大きく開けてやればよかった?お昼時だったので空腹に負けましたw