- 車高調テスト&改良リポート2


フロントバネをサスカットでは流石に正確に動かない(バネが斜めに沈む)ので、スティルウェイに注文。
バネレートは7キロ、今現在装着しているリヤ用の物とバランス的に同じです。また、今現在ではフロントの車高がこれ以上落ちない状況である為、若干短く作成依頼をしました。
納期が約1.5ヶ月と時間がかかる為、このままの状態でテストを敢行します。

まず車高ですが、やはり今の状態では殆ど落ちていない状態(1センチ前後)でした。
また、極限のワインディング状態、結構頑張ってなおかつ二人乗りですとテスト用に巻いたタイラップが見事に底付き。申し訳程度に装着したバンプラバーでは到達した際に硬くなるという2次レート的用途として役不足ですので、硬度を選定し、ゴムでバンプラバーを作成してみます。
狙いはロールスピードが速い部分で僅かに接触する程度、その位置にバンプラバーを装着すると言う事です。そしてその位置から徐々にレートが上昇するといった手法が理想。
このままの車高では容易でしょうが、これ以上車高を下げるとなるとどうでしょうか・・・逆に言いますとノーマルの足ではもっと車高が高くないとストロークが足りないという事が言えます。もしくはバネレートが今のエキシージと同等でやっと「正常に動く」と言えるのでしょうか?

今回車高は現状のままで、走行会の打ち合わせも兼ねて備北ハイランドサーキットへ行きました。
元々走行の予定はありませんでしたので準備不足は否めませんが、現状では非常にマイルドでコントローラブル。ノーマルタイヤA-048とのマッチングもよく、テールスライドも緩やかで扱い易いです。やはり柔らかい足ですので限界は低いですが、「ミッドシップはピーキー」という印象は全くありません。私的にはFR車の扱いやすい部類の車両(シルビア等)位に扱いやすいのでは、と思いました。

次回は車高を落とし、発注したバネで挑戦したいと思います。




決して「速い足」ではありませんが、挙動変化も緩やかで「楽しい」仕様の足です。

コンテンツTOPへ戻る