ルピナス 栽培ノート (1)
年 月 日 写   真 記   事
2003. 9.15 暖地では、開花後のルピナスが夏を越すのは難しいと言われている。
ところが、畑地に植えて開花したルピナス約10本のうちの1本が、見事に夏を越して生き残った。
柿の木の下になっているので、夏の間の日当たりが良くなかったためかも知れないが・・・・・
2003. 9.23 サカタのタネ 38粒を、19のビニールポットに分けて蒔いた。
写真の右の方は、自家採取の種を蒔いたもの。
自家採種分は、これ以外に 30ポット位ある。
使用した土は、小粒赤玉土と腐葉土とプランターの土を混合して作った。
土の中に繊維質の物が混ざっていないと、移植するときに根鉢がくだけて、一本しかない根を切ってしまうおそれがある。
2003. 9.30 種まきから2週間はかかると思っていたのに、1週間で早くもこんなに芽がでてきた。 早いのは5日目で双葉が見えてきたのには驚いた。
ナメクジが双葉を食べだしたので、あわてて駆除剤の粒をまいた。 (双葉のかじられたものは、その後全然伸びてこない。)
2003. 9.30 こちらは自家採種した方のポット。 数は少ないがやはり1週間で双葉が出てきている。
2003.10. 8 播種から15日目、早いものはもう本葉が出てきている。
2003.10. 8 今の時点で、サカタのたねの発芽率は、ほぼ70%になる。 かなり良い数字だが、ナメクジに食べられたものも含んでいるし、これからの移植でのロスも見込むと、50%以下になってもおかしくない。
一方自家採種の方の発芽率は、全部のポット合計で20%位である。
2003.10.12 播種から19日目、いよいよ露地に移植することにした。 本葉のきれいに伸びたものも、まだ双葉のものも、まとめて植え替えてしまう。
表面は双葉でも、ポットの中では一本の細い根が底に届いているものもあるので、移植は早い方が良いと考えた。
根が横に拡がらずに下へ伸びているお蔭で、一つのポットに2芽が出ているものも、うまく2株に分けて移植できる。