◆麗舞2024 テーマ「祝人(はふりと)」

曲名 「感謝感激ひなあられ」

ひなまつりでお馴染みの「三人官女」と「五人囃子」が主役。

雛飾りは、お内裏様の結婚披露宴の様子を表したもの。
その披露宴で新郎新婦のお世話をするのが三人官女、
歌と演奏で宴を盛り上げるのが五人囃子。
まさに、「祝いの席のエキスパート」です。

ひな祭りを終え、シーズンオフには、きっと色んな所で
多くの人をお祝いしているに違いない!
そんな妄想から生まれた幸せないっぱいの作品です。


◆特徴

衣装

三人官女は紫、五人囃子は黄緑と、対照的な色に。
熱さ対策として、上身頃は涼しい生地を選びました。
今回も衣装代を抑えるため、裁縫チームの皆さんが
頑張って、多くのパーツを手作りしてくださいました。

小道具
五人囃子が「かつぎ桶太鼓」に挑戦しました
これも節約で、持って踊れるサイズの太鼓を自作しました。
本物の革なので、雨が怖いです(笑)

楽曲
和の空気をまとう、ウキウキする音を目指しました

振付
曲に合わせてウキウキと跳ねるような動きに。
終盤の「お祝い尽くし」は歌詞に合わせた振付になってます。
何の動きか意味が分かると面白いですよ!

◆流れ

起:開幕
オルゴールの音色に合わせひな人形(?)が登場
「感謝感激ひなあられ!」の合言葉で祝宴スタート


承:自己紹介

三人官女、五人囃子それぞれのキャラクターを紹介。

転:謡曲高砂

婚礼の定番、謡曲「高砂」に合わせ、組み踊りを披露。

結:祝宴
祝い事とは婚礼だけではない、年中どこにもお祝いが
溢れている。全部まとめて祝っちゃいます!


◆口上・歌詞

<前口上>
はいどうも、麗舞でございます。よろしくお願いいたします。
皆さま、桃の節句の雛飾りが、結婚式を表している事を
ご存じですか?その式のお世話をし、盛り上げるのが
「三人官女」と、「五人囃子」です。
そんな祝宴のプロが、ひな壇を飛び出して
○○までやってまいりました。
このお祭りを、皆様を、賑々しくお祝いいたします。
どうぞ最後まで、お楽しみくださいませ。

<開幕>
踊りましょう 祝いましょう
感謝感激ひなあられ!

お内裏様のお墨付き 祝いの席のエキスパート
私どもにお任せを みんなステキに祝いますよ

<自己紹介>
家事も仕事も踊りもこなす 言わばエリートキャリアウーマン
さぁさ皆さま おいであそばせ ご覧あそばせ〜

知恵も力も自信はないが 音楽だけは負けません
さぁさ皆さま お聞きください 自慢の笛太鼓

<謡曲高砂>
私どもの得意技 婚礼の定番 高砂の舞

高砂や この浦舟に帆を上げて この浦舟に帆を上げて

月もろともに出潮の 波の淡路の島影や 
月もろともに出で潮の 波の淡路の島影や
遠く鳴尾の沖過ぎて はや住吉に着きにけり
はや住吉に着きにけり


<祝宴>
さぁ嬉し目出度し お祝い尽くし 参ります

結婚出産七五三 入学就職長寿長命
正月五節句クリスマス その他記念日誕生日

年がら年中 お祝いばっかり
どっこもかしこも 幸せばかり

袖すり合うも 多生の縁よ
皆さま方と 私共の
今日の出会いを祝いましょ!

祝うこととは生きること 共に喜び進むこと
人と人とを笑顔で結ぶ 節目節目の感謝祭

さぁさ さぁさ さぁさ踊ろう 右も左も さぁさ祝おう
さぁさ さぁさ さぁさ踊ろう 心重ねて 祝い太鼓で