意外に思われるだろうが、ジャッカスにも何人かの
女性マネージャーが歴任してくれた。 初代はやはり
渡辺さゆりさんだったように思うのだが違ったっけ。
まあ、順不同でいこう。 久保さんという人もいた。
彼女は歴代マネージャーの中で、一番 「おきゃん」
だったように思うのだが、ああゆうタイプにびしびし
やられていたら、もう少しジャッカスも強くなっていた
かもしれない。 オッチャンの部活動の後輩だったらし
いが、やはり彼を慕ってついてきてくれていたのだろ
うか? 幸いなことに、もとい、残念ながら余り
任期は長くなかった。
松井さん。 彼女は、結構長く勤めていてくれた。
おとなしい子で愛想も良かった。 宴会にも時々
参加してくれたし、思えばあの頃がジャッカスにとって
一番幸せだったのじゃないかしらん。 なんで
やめたのでしょう、やはり、誰かさんが
「ジャッカスのなかで、誰がスキなん?」
などと、しつこく迫ったりしたからかしらん。
藤波さんだったっけ? まちがってたらご免。
彼女はマネージャーになってくれた時、既に
早良の彼女だったのでしょうか? かわいらしい子
だったけど、テッチャンと新婚旅行の見送りに行っ
た時、早良の隣にいたのが彼女だったのには
びっくりしたなぁ、もう。
まあ、マネージャーといってもユニフォームの
洗濯とかグラブの綻びを縫う、などという事はなく、
ベンチに座ってスコアブックをつけてもらっておく
のが主たる仕事で、チームのアイドル的存在と
いうか、他チームに対するジャッカスのささやかな
抵抗というか、とにかく
「見てんな、
うちのチームにも女の子おんねんで」
と、世に知らしめたかったのだと思います。
それにしても、皆さんご苦労様でした。
「こんの、くそ暑い中、
たらたら、やりぁがって日に焼けてまうわ」
とか
「さっぶぅー、おまーらは動いとるからええけど、
誰か、コーヒーのひとつぐらい、こうてきたろうっ
ちゅうやつはおらんのか?」
などという、お怒りの言葉もなく。
我らジャッカスが野球に打ち込めたのは、ひとえに
皆様方の忍耐の賜物と感謝しております。
ちなみに渡辺さゆりさんが、当時から矢ノ川と
付き合っていたのは周知の事実で、その後、
チーム内の誰よりも早く、めでたくゴールイン
されたのですが、よもや
「勝ったぁー、うれしー」
「宴会やぁー、 矢ノ川とこ行こー 」
などと、すぐに寄り合うジャッカスに一生
付きまとわれるとは、その時、知る由もない二人
でした。
さゆりさん、今後とも、どうぞ宜しく。
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