「語呂合わせ」のページ
更新 2006. 9.22
※「平安時代の日記文学」(蜻蛉日記と更級日記の作者)追加
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★「ゴロ合わせで覚える重要古文単語」へ
一例 あらまほし……あらま、星! 理想的な夜空
おろかなり……往路、かなり いいかげんな走り
えうなし ……「洋梨は用なし」役に立たないシャレ
かたみに ……買ったミニー、互いに見せ合う
はかなくなる……はかなくなる、死ぬとパンツも。
はかばかし……墓場、かしら(頭)、てきぱき歩き 頼もしい
ゆゆし ……ゆ、油脂が海に?! すごく 不吉だ
などなど約400語
※ 訂正とおわび 2005.8.3更新版以前のバージョンでは「そう(奏)す」を「さうす」と
誤って表記していました。訂正しておわびします。ごめんなさい。
★「百人一首」のページへ 更新 2003年2月8日
★ 「ゴロ合わせで覚える古典文法」
未然形に接続する助動詞
連用形に接続する助動詞
終止形に接続する助動詞
助動詞「べし」の意味
助動詞「む」の意味
助動詞「る・らる」の意味
「未然形+ば」「已然形+ば」の訳し方
「尊敬語」の覚え方
「謙譲語」の覚え方
★ 「ゴロ合わせで覚える古典文学史」
「平安時代の物語」
「平安時代の日記文学」 2006. 9.22 NEW
「軍記物語」 2005. 8.27 改訂
「歴史物語」
「説話」
「随筆」
「江戸時代の俳諧」
★重要古文単語
一つの語にはたくさんの派生した意味があります。ここでは、割り切って、ほとんど一つの意味だけを取り上げています。この語呂合わせだけを過信せず、これをひとつのきっかけにして辞書等で言葉の生きた意味に親しんでくださいね。
……単語帳全体の完成度上、自作じゃないのも若干含まれています。※印、参照
※和……和角・北山の感動の古文単語148(和角仁・北山雅珠 三省堂)
※ゴ……ゴロで覚える古文単語 ゴロ513(板野博行 東進ブックス)
※村……村上龍一の入試に出る古文単語を1週間で覚えてしまう本(中経出版)
※田……ゴロで覚える古文単語記憶術(田中雄二 三省堂)
( )のないものは、感心したもの、あるいは、若干変えているが感心して参考にしたもの
( )付きのものは、たまたま着想が同じだったため、結果的に似たものになっているが、まねたのではないもの
あいぎゃう(愛敬) 愛、行列できるかわいらしさ (愛=愛ちゃん)
あいなし @ 愛なき生活はつまらない 気にくわない (※和)
A 愛 泣く。わけもなく (愛=愛ちゃん)
あえかなり 会えんかなー、弱々しい期待
あ(飽)かず 赤、ずいぶん塗っても満足しない
(比較 飽く……満足する)
あかつき A あ、勝つ気? 夜明け前からランニング
B 赤い月が夜明け前に
あからさまなり 「あ」から「さ」までちょっと言ってみよう ※和(ゴ)
あからめ 赤らめた顔。浮気がばれ、よそ見する
あかる 明るく 別れる
あきらむ あきら、むねの内 明らかにする
あ(飽)く A 飽くほど食べて満足する
(比較 飽かず……満足しない)
B 悪(あく)を倒して満足する (Uさん作)
あくがる 悪が霊、さまよい出る
あさまし A 朝、マシンの音に驚きあきれる
B 朝、まっしろな雪に驚きあきれる
あざる あ、ザルでふざけて腐る
(戯る=ふざける あざ(魚+委)る=腐る)
あ(悪)し 足が悪い
あした あしたの朝 (あした……朝、翌朝)
あそ(遊)ぶ 遊びで管弦の演奏をする
あだ(徒)なり @ あだち、いいかげん 浮気者でむだ遣い
A あ、だるい むなしい
あたら(惜)し あ、たらしたらもったいない
あぢきなし @ 味、きなくさく にがにがしい
きなくさい=焦げくさい
A あ、次期なくなり、つまらない (談:落選した政治家)
あつかふ A あ、使うなら大切にしてね
B 扱い、大切にしてね
あつ(篤)し あつしの病気が重くなる ※和
(反対 おこた(怠)る……病気が回復する)
あて(貴)なり アテナ、りっぱで高貴だ
あない(案内) 案内係の事情
あながちなり A アナ、ガッチに むりやりインタビュー
(ガッチ=DJ緒方さんのニックネーム)
B アナ、ガチガチなのに、むりやりオン・エア
(新米アナウンサー、緊張しまくりなのに……)
あな、かま A アナ、鎌倉旅行。うるさい、静かに!
B アナ、「かまって!」とうるさい、静かに!
C あ、仲間がやかましい
(←あな、かまし=ああ、やかましい=しっ、静かに)
※ かま ← 形容詞の語幹の用法
(かまし…… 類 かしがまし かまびすし)
あはれなり ああ、我、しみじみ感動する
あふ 会うだけで結婚する
あへしらふ 会え、しらふでもてなす
あ(敢)へず 会えずに帰るの 堪えられない ※和
あへなし 会えないとどうしようもない
あへなくなる 会えなくなると、死んじゃう(=死ぬ)
あまた あ、また、たくさん雨が
あや(怪/賤)し あ、やしきが粗末で 不思議だ
別の覚え方……「アヤ、耳、ふふふ」
アヤ……@怪しい
みみ……Aみっともない B身分が低い
ふふふ…C不思議だ D不審だ E不都合だ
あやなし アヤなしじゃ、むなしい、わけがわからない
あやにくなり アヤ、憎い。意地悪だ (※ゴ)
(類 さがなし……意地が悪い)
あらはなり あらわる、まる見えの人。明らかに犯罪
あらまし あら、まっしろな計画表
あらまほし A あらま、星! 理想的な夜空
B あ、ラーマほしい。理想的なマーガリン
※ラ変動詞「あり」の未然形「あら」+願望の助動詞「まほし」
の場合もある。その場合の訳し方は「(〜で)あってほしい」。
文脈から考えて、「理想的」なのか「願望」なのかで判断。
ありありて 蟻、蟻、テーブルにとうとう到着
ありがたし アリが退屈、めったにない
(蟻はいつも忙しく働いているので、退屈することはめったにない)
ありく 蟻(アリ)くんが歩き回る
ありつる アリ、ツルとさっきの話 (※和)
あるじ(主)す あるじ、すし(寿司)ごちそうする
あれか(我彼)の あれ、かの(彼)女? 茫然とする美人
※「あれかにもあらず」を省略した形
我か人かわからない「茫然自失の状態」を表す語
いう(優)なり 優、優雅で 風流だ (優=優ちゃん)
いかが イカが どうして好き? 疑問・反語
いかがせん A イカが先生じゃどうしようもない
B 胃、加賀先生じゃどうしようもない
いかがはせん 胃、香川先生じゃどうしようもない
いかで(か) イカでカツ、どうして作らないの?なんとかして作ろうよ
いかに イカに どのように教えるか
いかめし イカ、召し上がる、おごそかに
いぎた(寝汚)なし 行きたないから寝坊する
(行きたない……「行きたくない」の関西弁)
いさ 一茶の句? さぁどうかなぁ
(比較 いざ……「さあ、やるぞ」の「さあ」)
いそぎ 急ぎの支度(したく) (※ゴ)
いたく(〜ず) 居たくはないが、それほどでもない
(打消の語を伴って、「それほど〜ではない」)
いたし 板、しんか(進化)!ひどく すばらしい
(スキー板の進化はすごい)
いたづ(労)く 痛!、ズキズキ、骨折って病気になる
いたづき(名):病気、苦労すること
「いたつく/いたつき」とも
いたづら(徒)なり いたずらをしてむだに 死ぬ (※村)
いたはる 板割るのに苦労する
いつく A いつ来るか、大切に育てた子
B 居つく、大切にした犬
(類 かしづく……大切に育てる)
いつしか いつ叱るの? 早く!
いづち 伊豆地方、どっちの方?
いと 一等、とてもすごい
いとけなし 一等けなしたりして、幼い
(比較 いはけなし……幼稚だ)
いとど 糸同士 ますますからまる
いとはし A 「糸、端持って」「いやだ」
B 一等は死ぬほどいやだ
いとふ 伊藤、勤め いやがり 出家する
いとほし 伊東四朗、気の毒だ
い(往)ぬ 犬が行ってしまう (往ぬ=行く、来る)
いはけなし い(良)いわけない 幼稚な性格
(比較 いとけなし……幼い、年少だ)
い(言)ひけ(消)つ 「いいケチなんてない!」と否定し、とがめる
いぶかし イブ、菓子何か 知りたい、気がかりだ
(今日はクリスマスイブ。彼女がお菓子を作って
くれるというんだけど、どんなお菓子かなぁ)
いふかひなし 優香いないとつまらない、どうしようもない
いぶせし A イブ、セクハラ! 不快で うっとうしい
(せっかくのクリスマスイブなのに、セクハラに遭った)
B 井伏氏は憂鬱だ ※ゴ
いへばさらなり 言えば皿鳴りだす。もちろん魔法
いま(在)す 今住んでいらっしゃる 尊敬語
いま(今)めく A 今、めくれた唇が現代風だ
B 今、目くりっとしてるのが現代風だ
いみじ 意味、じっくり考えるのはひどく すばらしい
いも(妹) イモ食べる、妻・恋人 (男から女に)
(反対 せ(背/兄)……夫、恋人(女から男に))
いやし A いや! シーハーする人。下品だ、みすぼらしい
B いやし系の人、地位が低い、貧弱だ
別の覚え方……「イヤ(ear)は、耳(みみ)」
み……身分が低い
み……みっともない、みすぼらしい
いらふ 慰労会の返事をする
い(寝)をぬ(寝) 胃を縫って寝る
(胃潰瘍の手術をして病院のベッドで寝ている)
うし 牛に乗るのはつらい
うしろめたし う、白め たくあん、心配だ
(この白いたくあん、ちゃんと漬かっているか心配だ)
(同 うしろめたなし ※反意語ではない。注意)
(反対 うしろやすし……安心だ)
う(失)す A 有珠山で死ぬ
B 臼にひかれて死ぬ
うたてし 歌って死んだら、ますます いやだ 情けない ※ゴ
うち 「ウチ(=私)は天皇、宮中におる」 (関西弁)
うちつけなり 「うち(=私)、ツケにして」と突然 (関西弁)
(類 ゆくりなし……突然だ)
うつくし A う、尽くしてる、かわいい妻 (ジェンダーバイアス?)
B う、つくしがかわいい (※ゴ・村)
うつつ(現) うつつ! つねると痛い現実
うつろふ 移ろう! 色あせた花から(きれいな花へ)
うらなし 「売らない!」とざっくばらんに言う
うるさし 売るサッシ、立派に作るのは面倒だ
うるはし 売る鷲は美しい 立派だ
うれ(憂)ふ 「売れ、うし(牛)」と言われても…、と悩みを訴える
憂ふ……ハ行下二段活用動詞
えう(要)なし 「洋梨は用なし」役に立たないシャレ
え(〜ず) えーずっとできない …打消の語を伴って不可能を表す (※ゴ)
えさ(避)らぬ 絵皿 濡れるの、避けられない
えさ(避)らず 絵皿ずぶぬれ避けられない
えならず Aならずっと、なんともいえないほどよい
えん(艶)なり 円になると優美だ
(類 やさし いうなり)
おいらかなり おいら、かなり おだやかだ (※和)
(類 おほどかなり)
おき(掟)つ 「おきて作りを計画せよ」と命令する 掟つ=下二段活用
おく(後)る お、来る。死におくれた人もあとから。
おこす おこした火、こちらへよこせ
(古代の人は、火が貴重だったので、いったん火をおこすと
取り合いになる……かな?)
おこた(怠)る 起こった、ルナに奇跡! 病気が治る
(反対 あつし……病気が重くなる)
おこなふ 行う、政治・仏道修行
おとな(大人)し おとなしっかり分別がある ※ゴ(和)
おどろおどろし 「踊ろ、踊ろ、死ぬまで」とは大げさで 恐ろしい
おどろく A 音頭(おんど)ロックで、はっと 目覚める
B 温度6度で、はっと 目覚める (寒くて……)
おのづから 尾の図から、自然に判別できる (※村)
おはす お忘れでいらっしゃる
(同 おはします)
おぼえ 覚えた? 寵愛受ける 評判の人
(比較 おぼゆ……思われる)
(比較 きこえ……評判)
(比較 ときめく……寵愛を受ける)
おぼえなし オーボエなし? 思いがけない編成!
おほかた 「王、かたな(刀)の達人」とほとんど、普通の認識
(おほかた……普通、世間一般、ほとんど、だいたい)
おほけなし 王、けなしては身のほど知らずだ (※田)
おぼ(思)す 大ボスがお思いになる ※ゴ・田(和・村)
おぼつかなし おお、没、悲し 待ち遠しかったのに
(比較 心もとなし……待ち遠しい 不安だ ぼんやりしている)
おほどかなり A 王、どうか、おおらかに
B 王、どかない。おおらかな方(かた)
(殴られそうになってもよけようとしない、おおらかな王様)
おほとのごもる A 嘔吐の後もルル飲んでお休みになる
B 大殿、こもってお休みになる
おほやけ 大やけどした天皇、朝廷へ
おぼ(思)ゆ 応募ゆえと思われる、当たったのは。
(比較 覚え……寵愛を受けること 評判)
おぼろけなり おんぼろケータイ? 普通だ
(比較 なのめなり……普通だ)
※「おぼろけならず」の略として「おぼろけ(の)」
などの形で使うことがある。その場合は
「おぼろけ=普通でない=格別だ」の意。
おもしろし 尾も白いとみごとだ
(白い馬。尾までまっしろだと、みごとだ)
おもてぶせ(面伏) おもて(=顔)伏せてしまうほど不名誉
(反対 おもておこし……名誉、面目躍如)
おもむき(趣) 尾も向きしだいで風情がある
およすく A O(オー)よ、すくすく成長する
B 応用すぐできるほど成長した
(およすく、およすぐ、およずく、などと清濁不祥)
おろ(愚)かなり 往路、かなり いいかげんな走り
(やる気に欠けるマラソンランナー)
(類 なほざりなり……いいかげんだ)
かかる かかる、水こんなに
かきくらす 夏期クラス、心を暗くする
(予備校の夏期講習、クラスに嫌な奴がいて、暗い気持ちになる)
柿、クラッシュ 心を暗くする
(大好物の柿が…)
かぎ(限)り 限りある命、臨終まで
かげ(影) 影は光が姿に射してできる
かこつ 過去、つい嘆く
かしがまし 「菓子、がまんしぃ!」とうるさい親 (※和)
(類 かまし かまびすし)
かしこし 菓子、こしらえた人、たいそう 尊い
かしづく 菓子作り職人、大切に育てる (※和・村)
(類 いつく……大切に育てる)
かずまふ カズ、もう 一人前に扱う (音:カズマウ・カズモー)
かたき(敵) 型きそ(競)った相手
(柔道の「型の部」のライバル)
かたく(頑)ななり 「香、焚くな」なんて、風流を解さない人!
かたじけなし 解体事件ないとありがたい (by刑事)
かたち(容貌) 蚊たちの顔だち
かたなりなり 刀、リナ、未熟だ。
(リナはまだ刀の扱いに慣れていない)
かたはらいたし 型笑いたくなりきまりが悪い ※村
(空手の型がなってなくて笑いそうになる)
かたはらいたし……きまりが悪い、みっともない、気の毒だ
かたほ 片ほう(方)だけでは不完全 (※和)
(反対 まほ……完全、完璧)
かた(互)みに 買ったミニー、互いに見せあう
(「私のミニーマウスのほうが絶対かわいいって」「えー、私のミニーよ」)
かつがつ カツ、ガツガツ、ともかく食べる食べる
(かつがつ……ともかく、何はさておき)
かづ(潜/被)く かずくん(君)、もぐって褒美をもらう ※ゴ(村)
かど(才) カードの才能
(比較 かどかどし……才能がある とげとげしい)
かな(愛)し A 仮名しか書けなくてもかわいい
B カナしかいないよ、かわいいのは (※和)
かな(奏)づ カナ、ヅラつけて舞う、演奏する (カナ=カナちゃん)
かねて カネ(金)って、前もって用意するの?
かはらけ 華原家で酒宴する
(華原ともちゃんの家ね)
かひ(甲斐)なし 甲斐ないとつまらない 無駄
(比較 いふかひなし……つまらない どうにもならない)
かま(構)ふ 釜、うんと用意する
(大勢が集まって食べるときは、釜もたくさん必要だ)
かま(構)へて かまえてもストライク決して入らない?
いや、きっと入る。ぜひ入ってほしい。
(キャッチャーはど真ん中に構えるが……)
がり ガリソンのところへ行く (ガリクソンでもいい)
かりそめなり カリーそうめん、その場限りの はかないメニュー
か(離)る A カルガリーから離れる カルガリー…カナダの都市
B カルガモが遠ざかる
きげん(機嫌) 機嫌よく事情説明する様子
き(聞)こえ 聞こえた? 評判
(類 おぼえ……評判)
き(聞)こす 紀子、すっかりお聞きになる
(同 き(聞)こしめ(召)す)
き(聞)こゆ 「紀子(きこ)ゆうかい(誘拐)した」と申し上げ 評判になる
きは(際) @ きわめた! 最後の身分
A 気は確か? 境目だ。 きは……端、境目、最後、程度、身分
きよらなり A キヨ、 ラナ、はなやかで 美しい (ラナ…未来少年コナンのヒロイン)
B キヨ、らんぶ(乱舞)! 美しい、華麗だ
(類 きよげなり)
※「きよげ」は「きれいだ」ぐらいの感じ
「きよら」は、より上品で純粋な美しさを表す
ぐ(具)す ぐすぐす言う子を連れていく (※村)
くちを(口惜)し 口をしかめて「残念だ」
くま(隈)なし 熊鳴くが、影がない
けい(啓)す A 「ソースケです」「ケースケです」と申し上げる
(啓す……皇后や皇太子などに 比較 奏す……天皇に)
B 「ケース・バイ・ケースです」と申し上げる
けうと(気疎)し A K、うっとーしくて気味が悪い、なじめない
(「K」は夏目漱石の小説「こころ」の登場人物。自殺した。)
B 毛、うっとーしくて気味が悪い、なじめない
(毛むくじゃらの犬で、気持ち悪い)
けう(希有)なり K、うなること、めったにない
け(怪)し ケシの実、あやしい
(芥子の実=麻薬の原料)
けしき(気色) ケシ、きれいな様子 (※和)
けしきばかり A 景色ばかり、ちょっとこだわりすぎ
(花見の場所取り。こだわりすぎて結局……)
B 形式ばかり、ちょっとこだわりすぎ
けしきばむ A 「景色、晩でも……」とほのめかす
(「いいですよ」と最後までははっきり言わない)
B 「ケシ、黄ばんだら……」とほのめかす
げに 芸人、なるほどうまい
けはひ(気配) 毛はい(毛生え)薬の様子
けむ けむたかっただろう ……「けむ」過去推量の助動詞
(比較 らむ……現在推量の助動詞)
けやけし 毛や! けしからん異様な服
(動物虐待禁止で毛皮の服がなくなっている近未来の話)
こう(困)ず 工事進まず疲れて困る
ここら ここら、そこらにたくさんある (※ゴ・田)
(比較 そこら……たくさん)
こころう(心得) 心「うん」と納得する
こころう(心憂)し 心、牛になるとつらい
こころざし 心、ざしき(座敷)で愛情こもった贈り物
こころづきなし 「心づけ」(寸志)なく、気にいらない
(類 「いやだ」の語 付録参照)
こころなし 心ないと風流を解さない
こころにくし A 心にくいねー、奥ゆかしい人
B 心にくし(櫛)つけた奥ゆかしい人
こころば(心映)へ 「ここ、ロバへ」とロバに気配り
こころもとなし @ 心もトゥナイト、待ち遠しい
A 心もっとないと 不安だ
こしらふ 幸四郎、娘をなだめて支度する
(松本幸四郎が娘の松たか子をなだめて公演の準備をする)
こぞ(去年) 子ぞう(象)が去年生まれた
こちた(言甚)し A コーチたしかにうるさい
B こっち焚き火がうるさい
ことごとし ことごと、しぐさ 大げさな人
(類 おどろおどろし こちたし)
ことさむ 「コート、寒ぅ」としらける
(外出しようとしたが、コートが薄くて出る気をなくした)
ことなしぶ コート無しブルブルでも、何気ないふりをする
ことわり(理) 琴はりっぱに作るのが道理だ
こぼつ コボ、つい壊す
(コボちゃん(植田まさし氏の漫画の主人公)が、はずみで壊してしまった)
こよなし 来よ、梨! この上ない梨。
さうざう(淋淋)し A 想像…。死んだらさびしい
(索々し) B 想像してるだけじゃ、さびしい もの足りない
さう(左右/双)なし 層なした壁に 簡単に 並ぶものない
左右なし=いうまでもない、簡単だ、どちらとも決められない
双なし =並ぶものがない、二つとない
ざえ(才) 左衛門、漢学の教養ある
さが(性) サガンの運命・性質
(フランソワーズ・サガン……小説家)
さか(賢)し A 作家志望の人、かしこい すぐれている
B サッカーしょうねん(少年)、かしこい すぐれている
さか(賢)しらなり 坂知らせる、おせっかいな人
(「そこ、坂ですよ」…言われなくてもわかってます)
さがなし 佐賀ない、意地悪な九州地図
(類 あやにくなり)
さくもん(作文) さー苦悶して漢詩を作る
さすがに 算数がにがて? そうは言ってもやっぱりやらないと
さだむ サダム・フセインと議論し、約束する
さだめて 「さだめ(=運命)」って、きっとある (Uさん作)
さながら サナ、ガラクタ、そのまま すっかり放っておく
(類 すなはち、やがて……そのまま すぐに)
さのみ 「さぁ、飲み!」と言われてもそうむやみには無理
さはり さわりはさしさわり
さぶら(候)ふ 三郎 がお仕えするのでございます
お仕えする = 謙譲語
ございます = 丁寧語
さへ 紗英 までも? さへ……副助詞(添加)
さやかなり サヤカは明るい
さらでも 皿でも そうでなくても ……「さ あら で も」
さらなり 皿鳴りだす。もちろん魔法
さ(避)らぬ 皿、濡れるの、避けられない (=えさらぬ、えさらず)
(参考 避らぬ別れ=死別)
さる(避る) 猿を避ける
さ(然)るべき 猿、「べき」使うとは それなりに りっぱだ
(助動詞「べし」を使って話す猿はなかなかいない?)
さ(然)るものにて 猿も野にて遊ぶが、それはそれとして……
しげし(繁し) シゲシゲ、しきりに見る (※和)
したた(認)む 下、たむら(田村)さん、整理の準備
(一階の田村さん、引っ越しの準備中)
しどけなし 指導けなしてる、だらしない生徒
(先生の指導を批判している生徒、その服装を見れば…?)
しな(品/階) しないですむ身分
しの(忍)ぶ しのぶさんを思い慕う
しほたる A 塩、樽で飲み、涙を流す
B 死蛍に涙を流す
じやうらふ 嬢、ローン組む。身分の高い人でも…
(反対 下臈(げらふ))
しるし(印) 知るしと(人)ぞ知る、ご利益(りやく) 名詞
しる(著)し 汁きらい? 明らかに偏食 形容詞
(類 あらはなり)
し(領)ろしめす 城示す、治めていらっしゃる君が
(殿様が指差して、「これが私の城だよ」)
しんべう(神妙)なり シン、病にん(人)だが、穏やかで 感心だ
(シン=人名)
すきずきし 「好き好き」したら好色だ。が、風流かも?
すくせ(宿世) 吸う癖は前世から
すぐる(選る) すぐる、エル(サイズ)を選ぶ
すぐる・える(選る)……選ぶ
すごし すごく、もの寂しい
すさぶ A 数V、ブイブイ、勢いでやる
B 数V、ビシビシ、勢いでする
すさまじ 数Vまじでがっかりだ
(数学の先生、ごめんなさい。暗記句ですから)
すずろ(漫)なり 鈴、ロウ人形になんとなくつけてみる
ずち(術)なし ZOO、地ないとどうしようもない
(動物園を作りたいが、土地がなければどうしようもない)
すなはち 砂は地にそのまま すぐに落ちる
(類 さながら……そのまま すっかり
やがて ……そのまま すぐに )
せ(背/兄) 背が高い夫
(女から男へ 反 いも)
せうそこ(消息) 「ショー、そこでします」とお手紙 (※和)
せうとく(所得) 聖徳太子、もうけもの
せち(切)なり センチな理由、切実だ センチ=センチメンタル
せむかたなし 千、買った梨、どうしようもない
せめて 攻め手ないが、無理に
そう(奏)す A 「ソースケです」「ケースケです」と申し上げる
(奏す……天皇に 比較 啓す……皇后や皇太子などに)
B 「ソースですって」と申し上げる て……天皇に
そこはかとなし 底、墓と梨? はっきりしないが
そこら ここら、そこらにたくさんある (※ゴ・田)
(比較 ここら……たくさん)
そらごと 「空ごと買った」なんてウソ
たいだい(怠々)し 怠惰医師! とんでもないヤツ
たけ(猛)し たけし、勇ましい
たづき 田、ズッキーニ育てる方法
(ズッキーニ=キュウリに似ているカボチャ)
たてまつる 盾、祭り 申し上げる
(類 つか(う)まつる……申し上げる)
だに ダニ! せめて殺虫剤さえあれば
@せめて〜だけでも(最小限の希望)
A〜でさえ(軽いものをあげて重いものを類推させる)
たの(頼)む 頼んだよ、あてにしてるよ!
たまはる 玉割って、いただく 生卵 謙譲語
たま(給)ふ 玉、受けなさる …たまふ=〜なさる(尊敬語)
(同 たうぶ たぶ ……「たまふ」が変化してできた語)
たえて(〜ず) 多英、テストまったく気にしない
(里谷多英……女子モーグル金メダリスト)
たより 便り下さい、よい機会に
(類 ついで……機会 順序)
ちぎ(契)り ち、ぎりぎり。約束の時間
ついで 継いでいく順番、機会があれば変えてみる
つか(遣)はす ツーカーはすぐにお与えになる 尊敬語
つか(う)まつる 塚、祭り 申し上げる 謙譲語
(類 たてまつる……申し上げる)
つきづきし 月々支払う、ふさわしい額 (※村)
つつまし A つ、妻 司法解剖?! 気が引ける
B 「ツ、ツー…」マシン壊れて気が引ける
つとめて 勤めて帰ったら早朝だ (つとめて……早朝、翌早朝)
(残業が長びき、帰宅したときはもう朝だった)
つゆ(〜ず) 梅雨、まったく晴れない 打消を伴って「まったく〜ない」
つらし つら(面) しらっと、冷淡だ
(類 つれなし……冷淡だ)
つれづれなり 『つれづれ草』退屈だ
つれなし 釣れない魚、冷淡だ
(比較 つらし……冷淡だ)
てづから 手塚ランド、自分で作る
とが とがったナイフで罪を犯す
とかく 「と」「角」、ああこう動かす将棋
(と=ああ かく=こう 「と」「かく」ともに副詞)
※「ともかくも」「とまれかくまれ」「と見かう見」なども同じ
とき(時)めく 時めくるカレンダー、栄える
と(疾)く 得したければ早くしろ 形容詞→疾(と)し (※和)
ところせ(狭)し 所、「生死にかかわる」と応・急・薬
応=大げさだ 急=窮屈だ 薬=厄介だ
@狭苦しい様子……窮屈だ、狭苦しい
A狭苦しく感じさせられる様子……大げさだ、堂々としている、厄介だ
としごろ A 年子(としご)ろく(6)人、何年もの間に
B としごろの娘に何年も会ってない
とぶら(訪)ふ A 戸、ブラウンの家、訪問する
B 東部ローマを訪れる
(類 とふ おとなふ)
とみ(頓)なり 富が急に 増えた
な〜そ な、そんなことするな …「な〜そ」=禁止(〜するな)
なかなか なかなか かえってこない ※和
なが(眺/詠)む 眺めて思い、歌を詠む
眺む……もの思いにふける
詠む……詩歌を詠む、吟じる
なつかし 夏かしら? 心ひかれる季節 (※村)
など(か) A 菜、どかどか踏むのはなぜ?
B 何度か どうして勝ったのか
(多く「反語」=どうして〜か、いや〜ではない)
なにしおふ 菜に塩振ると、しなっとなるのは有名だ (「し」は強意の副助詞)
(な(名)にしお(負)ふ……名として持っている、有名だ)
なの(斜)めなり A ナノメートル、今じゃ普通だ
B 何の芽? 普通の木だ
(類 おぼろけなり……普通だ)
※「なのめならず」の略として「なのめ(の)」
などの形で使うことがある。その場合は
「なのめ=普通でない=格別だ」の意。(「おぼろけなり」参照)
なべて 鍋、手(=取っ手)あるのが一般的
※なべてならず=一般的でない=普通でない=すばらしい、格別だ
なほ 奈緒、やっぱり好きだ
なほざりなり 「奈緒 ザリガニ好き」いいかげんな情報
なまめかし なま麺かしら、みずみずしい
なめし 「なぁ、メシ!メシ!」とは無礼な
なやむ 悩みすぎて病気になる
(類 いたつく……苦労する 病気になる)
な(慣)らふ A 習うより慣れる (※和)
B ナローな(狭い)場所に慣れる
なん(難)ず 「何時だと思ってるの?!」と非難する
に(二)なし ニナ、知れば知るほどすばらしい
にほふ におうのみや(匂宮)、美しい
(匂宮=源氏物語宇治十帖の主役。光源氏の孫にあたる)
ねんごろ(懇)なり 年(ねん) ご、ろく(5〜6)人! 熱心な生徒
ねん(念)ず 寝(ん)ずに 我慢して祈る
のたま(宣)ふ 「乗った、もう」とおっしゃる
ののしる のの、汁をこぼして大騒ぎ のの=ののちゃん
はかなくなる はかなくなる。死ぬとパンツも (倒置法)
(比較 あへなくなる、
いたづらになる、むなしくなる……死ぬ)
はか(果)なし はー、悲しい、むなしい、むだだ
はかばかし 墓場。かしら(頭) てきぱき歩き、頼もしい
はしたなし 歯、下ないと中途半端で きまりが悪い
(比較 はづかし……きまりが悪い りっぱだ)
はた 旗、また振った
はづかし @ 恥ずかしー。りっぱな人に気が引ける(きまりが悪い)
はべ(侍)り 歯、ベリーグーでございます 丁寧語
(謙譲語「お側に控える、お仕え申しあげる」の場合もあり)
ばや バヤリース 飲みたい (ばや……終助詞・願望)
はらから(同胞) 腹から出た兄弟 (※和)
ひがこと(僻事) A 日がことなる。まちがいだ。
ひがごと B he(ヒー)が後藤? まちがいだ
ひがひがし A he(ヒー)が東くん? ひねくれた 変な子
B 火が火が四方へ。 ひねくれた風
ひぐらし ひぐらし(蜩)が一日中鳴く
(比較 ひねもす……一日中)
ひつ(漬つ) ひつじ(羊)が水につかる
ひとへ(偏)に ヒトエに ひたすら恋してる
ひとわろし A 「ヒットはろくに打てない」とは人聞きが悪い
B 人はろしつ(露出)狂というが、人聞きが悪い
ひねもす he(=彼)寝もする、一日中
ひま 日増しに病気が小康状態
びん(便)なし 瓶ないと不都合だ
ふびん(不便)なり 不備? ん、これじゃ不都合だ
ほい(本意) ほい、これが念願だ
まう(設)く もう来る、と準備する
(比較 したたむ……整理する 準備する)
まう(申)す もうすぐ申し上げる
まか(罷)づ まぁ、数多く退出する (まかづ=罷り出(い)づ)
まか(罷)る ま、かるがると、退出する
まさ(正)なし マサなしじゃよくない
(トミーズは雅(マサ)がいなければおもしろくない)
(まさなし=よくない、見苦しい、行儀が悪い)
まし(助動詞) マシン、もし壊れなかったら行けたのに
(例 なからましかばよからまし=なかったらよかったのに)
(実際にはあったのだが)
まじ(助動詞) マジな顔、見せないだろう 見せないつもりだ
まだき(夙)に まだ気になるが、早くも退院?
(まだ病気が回復していないのに、もう退院?)
ま(未)だし まだ資金 不十分だ、まだ早い シク活用形容詞
(独立しようと思うが、まだ資金が足りない)
また(全)し またしんか(進化)! 完璧だ
(ドラゴンボールの世界か? ポケモンか?)
まど(惑)ふ ま、どうしようと思い悩む
まほ まほう(魔法)、完璧
まめなり 豆屋、かなり 実用的な商売。真面目にやろう
まめまめし 豆屋、かなり 実用的な商売。真面目にやろう
まめやかなり 豆屋、かなり 実用的な商売。真面目にやろう
(類 げにげにし……真面目だ もっともだ)
まも(目守)る まもる君を見つめる (※和)
まらうと(客) ま、ロート製薬の客
まゐ(参)る マイルームへ参上する
みそ(密)かなり 味噌か? こっそり食べたのは
みゆ(見ゆ) ミユ、妻になると思われる (ミユ=ミユさん)
みる(見る) 見る間に、夫婦になり 世話をする
むくつけし ムック、つんけんしたら不気味だ
むげ(無下)なり むげい(無芸)なのにむやみに出たがり最低!
むつかし 「むつ」かしら? おそろしく めんどうな船
(「むつ」は日本の原子力船。今はもうない。)
むべ A む、ベネトン。なるほどいい
B む・べし。なるほど推量
めざまし A 目覚まし(時計)、気にいらない あきれた音
B メ! ざましょ、あきれた!
め(愛)づ メンズファッションをほめる
め(愛)づらし 目、ジュラシックパーク見て新鮮だ
め(愛)でたし A 目でタクシー止める、すばらしい 美人
B 芽出た、しん(新)緑。美しい、すばらしい
めやすし 目、ヤスシ、良いと、感じがいいのに
(ヤスシは視力が悪いので目つきが悪く、損をする)
もこそ、もぞ もー、こそ泥、もぞもぞすると困る
(係り結び……もこそ+已然形 もぞ+連体形)
もてなす モテないスター 扱うの、難しい
ものがたりす 「物が足りん」と世間話する (※和)
ものす ものすごく、○○する
やうやう A ヨーヨーがだんだんうまくなる
B 酔う酔うと思うとだんだんと酔ってきてゲーッ ※村
(これはこの本(村上龍一の…)の中で最高傑作じゃないでしょうか
あまりにおかしいので、敬意を表して、掲載します)
やがて 矢が手に当たり、そのまま すぐに病院へ ※和(村)
(類 さながら、すなはち)
やさし @ やさしい優美(ゆみ)の控えめな姿、感心だ
優美(ゆみ)→優美(ゆうび)だ
A や、差し歯? 恥ずかしい、たえがたい
やつす 奴、すがた(姿)目立たないようにして、出家する
やはら、やをら A やわらちゃんの話、静かに聞こう
B やわらかいしずかちゃん
やむごとなし 止むことない拍手、高貴な人に
(類 あてなり……高貴だ)
やや やや子、しだいに 少しずつ かなり 成長
ゆかし(床し) ユカ、知りたい ゆかし=(知り、聞き、読み、見)たい
ゆくりなし A ゆっくりな試合、突然終わる
B 「You、栗なしね」と突然
(類 うちつけなり……突然だ)
ゆふ(夕)されば 優 去れば、夕方になる (優=優ちゃん)
(夕されば、夕さりは = 夕方になると)
ゆめ 夢、決してあきらめるな 禁止・打消を伴って「決して〜するな」
(同 ゆめゆめ)
ゆゆし ゆ、油脂が海に?! すごく 不吉だ
(タンカーの事故でオイルが海に流れ出した! 大変だ)
ゆゑ(故) 「ゆ(言)え! 風情ある理由」「身分が高いから」
(類 よし(由))
ようせずは A 用せず、わら(笑)ってた?! 悪くするとクビ
B 夜、温泉ずーは 悪くするとのぼせる
よし(由) よし井先生「やり方、理由 いわれへん」と風情あるそぶり
(類 ゆゑ(故))
よし(由)なし よしな! してもつまらない
(比較 かひなし、いふかひなし)
よすが 「よすがいい」と頼りにする人
よのなか 世の中で世間の評判になる男女の仲
よも(〜じ) 余も、まさか死なないことはないだろう
(打消推量「じ」「まじ」などを伴って「まさか〜ないだろう」)
よもすがら 夜、燃すガラクタ、一晩中
(比較 ひぐらし、ひねもす……一日中、昼じゅう)
よろづ(万) よろずやはいろいろ売ってる店
らう(乱)がはし 廊下はしつ(室)内より乱雑だ
らうたし 朗太くん、かわいい
らうらうじ 朗々、じつに華麗だ
らむ ラム、今何しているだろう らむ…現在推量の助動詞
ラム酒、今飲んでいるだろう
(比較 けむ……過去推量の助動詞)
れい(例)の 例のブツ、いつものように受け渡し
わくらばに わく、ラバーに偶然、虫が
わざ ワザあっての仕事
わた(辺)り 渡(わたり)さんちのあたり
わたる 渡る鳥、海を越えて行き来する
わづらふ わ、つらい、苦しい、病気になる
わびし A わ、Bしかない。つらい
B 詫び、しっかり言うのはつらい
わぶ A 「わ、ぶくぶく太って困る」と嘆く
B 「わ、ブーツ小さい、困った」と嘆く
わりなし わ、リナ死んだら つらい、めちゃくちゃだ
われか(我彼)の =われかにもあらず →「あれかの」を参照
われと 「我と思う者は自分から名乗り出よ!」
わろし わ、ロシア製?、あまりよくない
ゐ(居/率)る いる子。座っているが、連れていく
(居る=座っている、止まっている 率る=連れていく)
をかし お菓子づくりはおもしろい、すばらしい
をこ(痴) おこられる、ばかなやつ
をこがまし A お、小釜しかない、みっともない
(もっと大きな釜はないのか)
B お、甲がマシ。乙はみっともない
C お、子がマシン乱射! みっともない社会
をさをさ(〜ず) おっさん押されてほとんど進めない
をさをさし おさ(長)を指して「しっかりして!」
(村長が生意気な女の子に突っ込まれている)
をのこ(男) 小野こう(高)の男子 (兵庫県小野市にある県立高校)
〜を〜み おみ足が長いので AをBみ=AがBなので
(おみ足 =「足」の尊敬表現)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
付録1「むだだ」「むなしい」「死ぬ」を意味する語
「あだち(足立) 墓に行ったが会えず むなしくなる」
あだ ……あだなり
墓 ……はかなし、はかなくなる
行った ……いたづらなり、いたづらになる
会え ……あへなし、あへなくなる
むなし ……むなし、むなしくなる
その他 うす、かひなくなる、みまかる
付録2「はなはだしい」から「よい」「悪い」両方の意味をもつ語
「よい、わるい、すごく 言う言う 言った 意味」
言う言う…ゆゆし 言った…いたし 意味…いみじ
付録3「いやだ/つらい/気に入らない」の意味をもつ語
「いやなもの、目玉 6つ の 肉(にく) 牛(うし) の 味
数V いとわし、愛 わびし」
目玉…めざまし 6つ…むつかし 肉……にくし
牛……うし 味……あぢきなし 数V…すさまじ
いとわし…いとはし 愛…あいなし わびし…わびし
付録4「わけがわからない」「どうしようもない」を意味する語
「ことわりなしに誘拐され、あや泣くが、どうしようもない」
ことわりなし……ことわりなし、わりなし
誘拐 ……いふかひなし
あや泣く ……あやなし
その他 ずちなし
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★未然形に接続する助動詞
(る・らる・す・さす・しむ・ず・じ・む・むず・まし・まほし)
ミゼラブル! むずぃむ ずぃ 魔法で しめ じ に させ られ ましたっス
(悲しい、みじめだ)
ミゼ……未然形
る ……る (受身、尊敬、自発、可能)
むず……むず (「む」と同じ)
む ……む (意志、推量、婉曲、仮定、適当)
ず ……ず (打消)
魔法……まほし(願望)
しめ……しむ (使役)
じ ……じ (打消意志、打消推量)
させ……さす (「す」と同じ)
られ……らる (「る」と同じ)
まし……まし (反実仮想)
ス ……す (使役、尊敬)
★連用形に接続する助動詞
(き・けり・ぬ・たり・けむ・たし)
洋 剣で 突 き ぬ。達し たり けり。
〔フェンシングの基本は「突き」。この「突き」が相手に届いた。〕
洋 ……連用形
剣 ……けむ(過去推量)
突 ……つ (完了、強意)
き ……き (過去)
ぬ ……ぬ (完了、強意)
達し……たし(願望)
たり……たり(完了、存続)
けり(過去、詠嘆)
★終止形に接続する助動詞
(らむ・らし・めり・べし・まじ・なり(伝聞))
終始 ラム、かなり マジ らし。メリ! ベシ!
〔今日はラムちゃんかなり機嫌が悪いみたい。
家中のいろんなものが壊れている。〕
終始 ……終止形
ラム ……らむ(現在推量)
かなり……なり(伝聞、推定)
マジ ……まじ(打消意志、打消推量、打消当然、禁止、等)
らし ……らし(推定)
メリ!……めり(推定、婉曲)
ベシ!……べし(意志、推量、可能、当然、命令、適当、予定、勧誘、等)
★助動詞「べし」の意味……べしとかいてすめ(「べし」と書いて住め)
まずこれを、10回ぐらい唱えてみましょう。
次のようにイメージしましょう。
ある、家のない人が空き家を見つけました。ちょうどいい家だったので、住もうとしたら、貼り紙がしてあります。「『べし』と書いて住め」と書いてあります。意味はよくわかりませんが、この家に住むためには「べし」と書けばいいようです。そこで、この人はその家に「べし」と書いて住みましたとさ。
「べし」と書いて住め 「べし」と書いて住め 「べし」と書いて住め
「べし」と書いて住め ……
助動詞「べし」の意味は、次のとおりです。
@ と……当然(〜しなくてはいけない、〜するべきだ)
A か……可能(〜できる)
B い……意志(〜しよう)
C て……適当(〜するのがよい)
D す……推量(〜だろう)
E め……命令(〜せよ)
「『べし』と書いて住め」を覚えて、「と」は「当然」、「か」は「可能」と言えるようになればOK。
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★助動詞「む」の意味
@「向かってイエス」
はい。誰かに向かって「イエス」。誰かに向かって「イエス」。
向かってイエス。向かってイエス。向かってイエス。……
助動詞「む」の意味は、
@ 意志(〜しよう)
A 推量(〜だろう)
B 婉曲(〜ような)……遠まわしにぼかす言い方
C 仮定(〜としたら、その)
D 適当(〜するのがよい)
これを入れかえて、
@ かっ ……仮定 (「べし」の「か」は、可能だが、「む」は仮定なので、注意)
A て ……適当
B イ ……意志
C エ ……婉曲
D ス ……推量
A「むいか(6日)ってエステ?」
6日ってエステに行く日だった?
@ い ……意志
A かって ……仮定
B エ ……婉曲
C ス ……推量
D テ ……適当
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★助動詞「る・らる」の意味……「ルル、受け 損 じ かのう」
おじいさんが、「ルル(かぜ薬)いつも受けそこなって落とすから、
また受けそこなうかなあ」と心配している。
助動詞「る・らる」の意味は、
@ 受け ……受け身 (〜れる)
A 損 ……尊敬 (お〜になる、〜なさる)
B じ ……自発 (自然と〜れる)
C かのう……可能 (〜できる)
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★「未然形+ば」「已然形+ば」の訳し方
みばん(三晩)ならって、いばるので、トー!
習い事、三日習っただけで、偉そうに自慢するので、空手チョップを
お見舞いしてやった。
みば……未然形+ば
なら……〜なら、〜ならば
いば……已然形+ば
ので……〜ので、〜から
トー……〜(する)と、〜(た)ところ
「未然形+ば」の訳し方は、「〜ならば」(仮定)
「已然形+ば」の訳し方は、「〜ので」 (理由・原因)
「〜と(〜たところ)」
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★「尊敬語」の覚え方
「おお、殿! お盆・おわんに乗った 大 白 玉 を
ごらんください」と、紀子(きこ)、示す
おお、殿…おほとのごもる(お休みになる、ご就寝なさる)
お盆 ……おぼす(お思いになる)
おわ ……おはす(いらっしゃる、〜でいらっしゃる)
乗った……のたまふ(おっしゃる)
大 ……仰(おほ)す(おっしゃる)
白 ……しろしめす(知っていらっしゃる、治めていらっしゃる)
玉 ……たまふ(下さる、〜なさる)
ごらん……ご覧ず(ご覧になる、見なさる)
紀子示す…きこしめす(お聞きになる)
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★「謙譲語」の覚え方
「ソース 立て」ちょろまかした三郎、県警につかまり、
「まいった、もうしません、禁固ゆるして」
ソース……奏す((天皇に)申し上げる)
立て ……たてまつる(謙譲する、〜申し上げる)
まか ……まかる(退出する)
三郎 ……さぶらふ(お側に控える、〜申し上げる)
県 ……「謙譲語」の覚え方ということ
警 ……啓す((皇太子、皇后などに)申し上げる)
つかま……つかまつる、つかうまつる(お仕えする、〜申し上げる)
まい ……まゐる(参上する、〜申し上げる)
もう ……申す(申し上げる、〜申し上げる)
禁固ゆ……聞こゆ(申し上げる、〜申し上げる)
★ 平安時代の物語
暗記句
竹と 魚(う お)、伊勢の 大 平 ゲンさんが、夜(よ)の浜松で、さ っ と取り
竹……竹取物語
う……宇津保物語
お……落窪物語 以上、伝奇物語
伊勢……伊勢物語
大 ……大和(やまと)物語
平 ……平中(へいちゅう)物語 以上、歌物語
以下は、伝奇物語、歌物語の二つの分野が統一されたと
考えられている
ゲン……源氏物語
夜 ……夜の寝覚(夜半(よわ)の寝覚(ねざめ))
浜松……浜松中納言物語
さ ……狭衣(さごろも)物語
つ ……堤中納言物語
取り……とりかへばや物語
※ これは私が考えたものではありません。問題があれば、メールください。
と かげ は し きゅう 讃岐 へ 帰れ
と …… 土佐日記 (とさにっき) 紀貫之
かげ …… 蜻蛉日記 (かげろうにっき) 藤原(右大将)道綱母(ふじわらのみちつなのはは)
は …… 和泉式部日記(いずみしきぶにっき)
し …… 紫式部日記 (むらさきしきぶにっき)
きゅう…… 更級日記 (さらしなにっき) 菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)
讃岐 …… 讚岐典侍日記(さぬきのすけのにっき)讚岐典侍(さぬきのすけ)
◆蜻蛉日記と更級日記の作者を混同せずに覚える。 2006.9.22 NEW
かげ ふみ、さ すが たかすえのむすめ
かげ …… 蜻蛉日記
ふ・み …… 藤原道綱の母
さ …… 更級日記
すが 孝標の娘 …… 菅原孝標女
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★ 軍記物語
暗記句 2005.8.27改訂版
将来は 保険で治す平家 城。太平、それが よし、常に
将 ……将門記(しょうもんき、まさかどき) 平安中期
保険 ……保元物語(ほうげんものがたり) 鎌倉初期
治 ……平治物語 鎌倉前期
平家 ……平家物語 鎌倉(前期〜)
城 ……源平盛衰記(げんぺいじょうすいき) 南北朝時代
太平 ……太平記 室町前期
それが ……曾我物語(そがものがたり) 南北朝〜室町前期
よし、常に……義経記(ぎけいき) 室町前期
(清盛語る、「私は清盛入道である。この時代、封建制度はあるが、
保険制度はまだない〈←うまい!〉。将来的には、戦争で壊れた城も
保険でなおるようになればいいなと考えている〈←戦争保険?〉。
が、本当はそれより、世の中平和が一番だ…。」)
おまけ なぜ保険制度がなかったかというと、三井住友生命も、第一生命もなかったから。
一方、安倍(あべの)せいめいはもうこの世にはいなかった。
おまけのおまけ そういえば、「安倍生命(あべのせいめい)」「阿倍野生命」っていう名前の
保険会社があったらおもしろいね。調べたら「安倍生命」というジョーク広告を
載せている人がいました。似たようなこと考えてる人はいるんですね。
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★ 歴史物語(平安〜鎌倉時代)
暗記句
A O(入試)今じゃ水 増し(合格)
A ……栄花物語
O ……大鏡
今 ……今鏡
水 ……水鏡
増し……増鏡
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★ 説話文学(平安〜鎌倉時代)
暗記句
霊 子も ほし がる 宇治 十 帖 ここ さ
霊 ……日本霊異記(にほん りょうい き)
子も ……今昔(こんじゃく)物語集
以上、平安時代成立
ほし ……発心(ほっしん)集(鴨長明:著)
宇治 ……宇治拾遺物語
十 ……十訓抄(じっきんしょう、じっくんしょう)
ここ ……古今著聞集(ここんちょもんじゅう)(橘成季たちばなのなりすえ:著)
さ ……沙石(しゃせき)集(無住:著)
以上、鎌倉時代成立
※ 宇治十帖……光源氏の死後、薫と匂宮を主人公とする、最後の十巻
★ 三大随筆(平安〜鎌倉時代)
暗記句
部屋 の 枕 に カマー ほっ と
(「カマー」は来た人。客。 その客が、自分の部屋じゃない部屋で、
寝られるかと心配だったが、枕が自分に合い、気分よく眠れそうだと安心した様子)
部屋 ……平安時代
枕 ……枕草子 (平安時代 中期) 作者:清少納言
カマー ……鎌倉時代
ほっ ……方丈記 (鎌倉時代 初期) 作者:鴨長明
と ……徒然草 (鎌倉時代 末期) 作者:兼好法師
★ 江戸時代の「俳諧」
暗記句
「待ってーな、西山の旦那、勝 負 いざ!」
待ってー ……松永貞徳(まつながていとく 貞門俳諧)
西山の旦那……西山宗因(にしやまそういん 談林俳諧)
勝 ……松尾芭蕉(まつおばしょう 蕉風俳諧)
負 ……与謝蕪村(よさぶそん)
いざ ……小林一茶(こばやしいっさ)