マーズ
横山光輝
昭和51(1976)年〜52(1977)年 週刊少年チャンピオン連載




   
  タイタンが破壊されると同時に目覚める地球破壊ロボット。
が、マーズが不完全な状態で目を覚ましたため、仲間の六神体と戦う羽目になる。
引力装置で引き付け、光子弾で敵を殲滅する。
OVA『ジャイアントロボ 地球が静止する日』では
OPで金色に輝くBF団怪ロボット『御神体』として登場。
 
     
   
  マーズが目覚めると同時に地球探査を開始するロボットで神体ではない。
しかし実際探査とは名ばかりで、何かにつけ地球人にケンカ吹っかける困ったちゃん。
だが、マーズの言うことを素直に聞く面も持ち合わせている。
タイタンが破壊される、
即ち地球の科学力がタイタンを破壊できるほど発達していた場合、
ガイアーが目覚める仕組みになっており、
更にガイアーに呼応して六神体が目覚め、地球を破壊する。
 
     
マーズが最初に戦った神体、ウラヌス。
冷凍攻撃を得意とし、あらゆるものを凍らせる。
また、周囲の物質を粉砕して上昇気流を発生させる針を吐く。
雪山でマーズ追い詰めるが、ガイアーの引力装置に捕まり、
光子弾喰らって消滅。

断っておくが、伴宙太の親父ではない。
二体目の神体、スフィンクス。
空を飛ぶことが出来ず、海を渡ることも出来ず、
しょーがないのでエジプトで大暴れした神体。
蜃気楼で自分の分身を作るがことができ、
6千度の熱戦攻撃であらゆる物質を蒸発させると自慢していたが、
対ガイアー戦ではガイア−の表面に付着した貝殻を溶かすことしかできなかった。


第三の神体は稲妻攻撃を得意とする空の神体。
だがその名は作品中語られず不明。
あえてその名を呼ぶならば、ホルスが妥当か。
ビックリドッキリな小型探査メカを多数繰り出しマーズを追い詰めるが、
ガイアーの引力装置+光子弾で撃沈。
パイロットは間一髪脱出するも、やっぱり光子弾喰らって消滅。
人間相手に大人げないぞ、ガイアー。(まー、人間じゃないんだけどさ
     
目から怪光線を発する第四の神体。
名称は不明。シャッコーとでも呼ぼうか。
ちなみに『シン』はパイロットの名前。
ビックリドッキリ地底エネルギー探査マシンを多数放出、
大地震を起こしてマーズを亡きモノにしようと目論む。
体を回転させ地底を掘り進むことができる。
五体目の神体は空飛ぶ潜水艦ウラエウス。
秋の島新島の秘密基地を攻撃しようとして思いっきり反撃喰らったり、
マーズを呼び出してやっつけようとしてコテンパンに返り討ちに遭ったりと、
何かとさんざんな神体。
ちなみにウラエウスはエジプトの聖なるコブラ。
最後の神体、ラー。
六本の触手と電磁攻撃、さらに核爆弾装備の神体。
しかしその図体に比べ、意外と視界が狭く、
ビックリドッキリ探査メカからの映像無しにはドーにもならない。
『昆虫物語ピースケの冒険』に登場したひよこのピッチィのような最期が涙を誘います。


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